- 2020.04.27汚れに応じて洗剤を使い分けてますか?
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こんにちは 佐々木康至(ササキコウジ)です。
このブログを書いてるボクは現役の滑り止め工事師です。
2000年の5月、28歳の時に個人事業から法人設立して現在に至ります。
なんだかんだとやらせてもらってきましたが、あっ!という間の20年
そうです、この5月1日でボク達の会社【有限会社マイト】も設立20周年を迎えます。
しっかし、最近では【有限会社】なんてもう、めっきり見かけなくなりましたねっ!
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何を隠そう、ボクは、湯やスーパー銭湯が大好きで、車には常にお風呂セットを積んでいるくらいでしてね。
そして、お風呂に入る時なんかは、
『ついつい「ここは滑るかな?」「滑りの原因は何やろな?」なんて裸にタオル一枚で摺り足しながら歩いてしまってしまう』
なんて話をし出すとどうにもこうにも長くなりそうなのでもう二度としませんねっ笑
で、今回は…
☑お風呂の床のメンテナンスってどうしてるの?
施設の管理者の方や実査にメンテナンスを行っている従業員の方やその施設のメンテナンスを受け持つ外注の清掃業者さんとお話しすることも多いのですが、そのとき一様に皆さん仰られるのは「洗剤でゴシゴシあらってるんだけどね~」ってこと。確かに最近ではどの施設でも、お客さん目線で「見るからに汚いなぁ~」なんて施設も少ないし、実際に作業にあたってるひとでサボッて手を抜いてる人も、ほとんどいないと思います。。
そこで大事なことは。。
汚れに応じて洗剤を使い分ける
もちろん一生懸命作業することも心を込めて作業することも大事なんですが、それプラス大切なことなので、もう一回言いますね。
汚れに応じて洗剤を使い分ける
これ、どういう意味かと言いますと、お風呂の場合の滑りの原因は多くの場合は、人間の皮脂や石鹸カス、水アカです。
それらが、タイルや石材に複合的に付着して何層にもなることで、滑りやすい状態になってしまっています。
特に入り口部分や、洗い場、シャワー廻りは滑りやすく危険な箇所であるといえるかもしれませんね。
で、そこで汚れに応じて洗剤を使い分けるには2種類の洗剤が必要です。
つまりまず最初の1次洗浄として
人間の身体から出る皮脂や油汚れを除去するために、アルカリ系の洗剤で洗浄します。
その後2次洗浄として(アルカリ系の洗剤を水で完全に洗い流したあと)水垢や石鹸カスを除去するために酸性洗剤を使って洗浄します。
尚、温泉施設の場合はその泉質によって、洗浄方法やメンテナンス方法も変わってきますので、もしご相談や問い合わせなどありましたら、個別で対応もいたしております。
1次洗浄、2次洗浄をポッシャーで床面をしっかり洗うことで、元々のタイルや石材の素面が現れてきて、若干滑りにくくはなるのですが、
とは言え、裸で不特定多数のお客様が歩行されるお風呂場です。
ここは、しっかりとお客様の安全と安心を確保するためにも
滑り止めASL工法 でしっかりと転倒防止効果をアップさせておきたいものです。
なんだか文字で書いたり読むと「めっちゃむずかしそうやなっ!」ってなりそうですが、覚えてしまえばカンタンです。
あ、ちなみに先ほど書きましたアルカリ系洗剤も 酸性洗剤も、床のメンテナンス洗浄剤として僕たちの会社でも販売しておりますので、もし「結局洗浄にはどれをつかったらいいのかな?」とか「うちの場合のオススメは何?」って皆さまにも個別でご案内しておりますので、一度ご相談下さいね。
(※決して僕たちは洗剤販売によって売り上げや利益を上げる会社ではなく、お客様の安全を守る工事を本業とした会社ですので、洗剤の強引な営業はいたしませんのでご安心下さいね。)
最後まで読んでいただき ありがとうございます。
ほんと毎日コロナコロナでなんか気分が晴れないことも多いかもですが、それでも…
#コロナに負けるな
僕もまだまだ頑張りますので、これを読んでくれているあなたも、また読んでいない誰かも、それぞれが今できる事を粛々とやって行きたいですね。
それでは、またっ!