- 2020.02.22お金を残すは三流、名を残すは二流、人(人材)を残すは一流
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こんにちは。
年度末になるといろんな施設にて営業終了後の夜間工事が日常茶飯事になっている佐々木です。
これを書いてるボクは、大阪の松原市でかれこれ12年間、床の防滑工事を現役バリバリとやらせてもらっています。とはいえ、一応「大阪で..」なんて言ってますが、今では大阪や関西だけにとらわれず、必要とあらば日本全国呼んでもらったとこにはなるべく、この「すべらない工事」こと滑り止めASL工法を現地までいって施工したり、指導しに行かせてもらっています。
で、なんか偉そうに『指導しに』なんて言うてますが、僕がこうやって一人前になるまでに、どこかで勉強したり学んだりしたワケではなくてね。この防滑工事を事業として始めたころなんて「ボク、床の滑り止め工事やってますねん!!」なんて言って回っても「何それ??」って言われるほど、まだまだ転倒事故の危険性や安全対策に対しての重要性が今ほど問われていなかった時代だったんですけどね..笑
まあその当時は、教えてもらえる人も学べる場所もなく、地味にただひたすらウチのガレージで来る日も来る日も実験を繰り返し、独学で夜な夜なタイルに液剤を垂らしたり擦ったりしてはデータを取ってまた、次のタイルや石で試す日々の連続でしたな。その当時はまぁホント悶絶しまくってましたが、今となれば超楽しい時期だったのかもね。しかもその実験で「チックショーーーーーッ!!って言った回数分だけ自分の力になってるんやでっ!」って、ようやく笑いながら語れる年齢になってきたもんね。。
もちろん今も引き続き玄関でもマンションでもお風呂場でも学校でも商業施設でももちろんバリバリと滑り止め工事の作業で現場に立っていますが(いくつになっても現場力は失いたくないんでね)、今は後輩たちの育成にもしっかりめに力をいれさせてもらっています。そして技術や知識や経験を伝えることで、改めて自分自身も初心に帰らせてもらえたり、逆に新しい気付きをもらえたりして、勉強させてもらっています。やっぱり仕事んてどこまで行っても【人と人】ですもんね。
何しろ昨年ボクたちが作った 【一般社団法人 アンチスリップ・ラボ】を盛り上げることで、世の中の転倒事故やヒヤリハットを未然に防いでいくのが大切な使命だと思っているんでね。
うん、これから世の中の為にもどんどんと仲間を育てていきますよ、ボク。
もしこれを読んでとか、以前からでも そんな僕たちの滑り止め工事の事業の仲間になりたい方、興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡下さいね♪
▼実際の現場でこうやって同業者さんにも熱血指導させてもらっています。
ほんとまさか、ずっと毎日現場に立っていた自分が、今ではアッチコッチに技術や知識を教えにいったり、建築業界の立派な人達の前で「防滑工事とは」みたいな感じで壇上で発表や講演する日が来るなんて、全く想像もしていなかったけど、それはそれで人生楽しいなぁ ありがたいなぁなんてしみじみ思う今日この頃です。
確か先日お亡くなりになった 野村監督の言葉で素敵だなって思った言葉をひとつ。。
お金を残すは三流
名を残すは二流
人(人材)を残すは一流
うん、今のボクにはドストライクに刺さるんだな、これが。。
まあ、そんな感じで今日の夜勤も目一杯頑張りたいと思いますっつ!
では、またっ!!
アンチスリップ・ラボ
滑り止め工事
ASL工法(エーエスエル工法)
有限会社マイト
代表取締役 佐々木康至