- 2020.06.02ASLの滑り止め剤が剥げ落ちない理由
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こんにちは マイトの佐々木です
なんか今年はコロナコロナって言ってる間にもう6月まできましたよ。
どうしましょ??
とか言ってる間に今年も終わってしまいそうなので、今日も明日も今できる事に集中したいもんですね。
あ、これを書いてる僕は、大阪で床の滑り止め工事業を営む現役の防滑工事士です。ASL工法の滑り止めの液剤が剥げ落ちない理由
お客様と滑り止め工事の打ち合わせの中でよくある質問のうちのひとつに
Q:滑り止めで塗った塗料はどれぐらいで剥げ落ちるの(捲れるの?)っていうのがありますが…
その答えは
A:ASL工法の滑り止め液剤は、捲れたり剥がれ落ちたりしませんその理由は…
滑り止めASL工法はコーティングではない防滑工事だから。一括りに滑り止め工事っていっても、部分的にテープを張ったり、塗料に骨材(珪砂など)を混ぜたものを表面に塗ったり、するものから、床材自体に段差等の傷をつけたり、張り替えたり、上張りしたりするものから、ボク達が普段行っている今ある床材そのものの美観を活かしながら、見た目そのままに雨の日にビタっと滑らなくする工法まで様々です。
当然ですが、既存の床材の表面に薄いものを何か塗りつけたり、貼り付けたりすると、もちろん耐久性はないですよね。
かといって、分厚いものを張ると段差がついて『つまずき』の原因にもなって危ないし。。
それに比べて、滑り止め工事ASL工法は、床材の表面を覆うコーティング(塗剤自体で止める工法)ではなく、液剤の作用によってタイルや石材に小さな穴をあけ、雨の日や掃除のときに使う水がその穴に入りこむ水の表面張力によって、滑り止めの効果を発揮します(塗剤の作用で止める工法)。ちなみに施工時に使用した、いわゆる”穴をあける”液剤は施工が終わり次第水で洗い流す、もしくはバキュームで回収するので、表面に一切液剤が残ることがありません。
よって、捲れたり、剥がれ落ちたりするのか?の心配をする前に、「そもそも床材表面に既に液剤は存在していません」
といったほうが正解かもしれませんね。
そういった意味でも、一般社団法人アンチスリップ・ラボも推奨する滑り止めASL工法が、マンションやお店、公共施設や駅などの施設だ採用されている滑り止め工事の施工方法の中で断トツの一番人気の理由だと言えます。美観を最大限に守りながら雨の日の転倒事故からお客様を守りたい施設の管理者様には、毎日現場で床と対峙している僕からもオススメの工法です。
タイルにASL工法をするとどうして滑らなくなるの?↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
滑り止め原理が書いてます
では、もうそろそろ梅雨の時期ですが、昼からも今日のような貴重な晴れ間を楽しんでいきたいと思いますっ♪
ではっ!